あなたの言葉の杜切れ間を。

日々のことを綴ったチラシの裏。

ひどい話だ

中学時代の友人の頼まれごとで、お隣さんへ行ってきました。
お隣さんはあたしがここに引っ越してきてからの付き合いで、幼なじみみたいな同級生の男の子がいます。
久しぶりにおばさんに会って、挨拶して、Tくんいますか?と尋ねると、
うーん、いないかな…
と明らかにいるだろう返事。
あぁ、あたしも嫌われたもんだなとがっかりしているとなにやら事情があるらしい。
どうやら彼は障害者に認定されたそうで、お話することがままならないそう。
なんだか突然の重大告白で頭がついていかない。
個人的には障害云々にそれほど抵抗はない方だと思うけど*1、いざ聞かされるとなんと言っていいのか言葉が見つからなくて、そうなんですね、なんて意味のない相槌を打つしか出来なかった。
今思えば、小学生のときから自閉症の気があったように思う。
それはいまでこそ、それなりに知識を得たから出来る見解で、当時小学生だったあたしにはそんな障害あることすらわからなくて、ただ単に、恥ずかしがりやさんとかノリの悪い子としか捉えてなかったと思う。
それなのにあたしときたら、TくんTくんってたくさん話しかけて、たくさんちょっかいだして、無知って本当に残酷で、純粋って本当にむごい。
でも知識がある今でもどう対応すれば良いのか、どう話せば良いのか分からずじまいで。
本当に自分が薄情な人間のように感じてたまらない。
かなしい、かわいそう、つらい、どうして?
嫌味かと思えるほどにマイナスの言葉しか脳みそはたたき出さなくて、結局ははいとかええとかそうなんですねなんて意味も感情もないような相槌を打ってばかりいた。
デリケートな問題だからと、今日思ったことを書かずにいるのもアレだと思い、思い切って更新。
いつの日か、この日記を読み返したときに少しでも成長出来ていることを願って。
これを読まれて不快な思いをされた方がいらっしゃいましたら申し訳ございません。

*1:幼いときからそのような方々と交流があったので、言葉は悪いけど一種の慣れなのかもしれない